あと102日 入試説明会
とある学校の、入試説明会に行きました。
入試に特化した説明会なので、
本年度の入試の流れや、注意点、教科からのヒントともいえる説明を受けることができました。
この説明会は2回目のチャレンジで成功。
一回目はいろいろと入力している間に満員
二回目は高速で入力したので、とれました。
予約開始2分で満員です。
こうやって受験すると、受験料がお得です!
なんて発言を教員にさせるのはどうなんだろうと思いますけど、時代なんでしょうね。
募集人数の変更や、コロナとなったの際の追試の話など聞いてよかったと思うことばかりでした。
そして、メインの教科からのお話
☆国語の記述問題に関して
「記述問題は途中点があります。でも、文章が途中で終わってしまっていたらダメです。」
☆作文に関して
「原稿用紙の使い方はしっかり押さえてください」
言い切るんだから減点なのかな~
☆漢字の採点基準に関して
「止め跳ね払いは気にしないが、画数が変わるのはダメ」
わざわざ例まで出して説明してくださって大変分かりやすかったです。
☆算数
「難しい問題も簡単な問題も、配点に大きな差はありません。100点満点で20問です。つまり難点化はお分かりかと思います。」
「まっすぐ線を引く直定規なら持ってきて良いです。」
こういうのどっかに書いてあるのかな?
☆理科
「次の中から選びなさい」としか書いていないので、正解が複数あることがあります。かつては、全問正解だったこともあります。注意して選んでください。」
最悪じゃん!なんでそんなことすんのよ。
「漢字指示の場合は漢字でないと✖です。ひらがな指示の場合はひらがなでないと✖です。」
は?漢字が間違っていなくても?意味が分からない。注意深くて、人の指示が聞ける人間が選抜されるのか?コンピューターでいいじゃんそんなの。
とプリプリ怒りながらもメモ。
☆社会
「穴埋めに必要でない語句を書いたら✖です。( )事件とあって、五一五事件が政界の場合、「五一五」は〇で、「五一五事件」は✖です。」
はぁ・・・。注意深さというのはそんなところで測るものなんでしょうか?
直接質問もできるというので、残ってちょっと質問
私「あの、記述問題での漢字のミスはどの程度まで減点ですか?」
先生「記述文章内の感じに関しては、使う漢字を間違っているなどの大幅な間違いでない限り見ていませんよ。聞いているのは、説明できているかですから。」
社会にも記述があるので同様に聞くと、
先生「あまり見ていませんね。大きな間違いでない限り問題ありません。」
参考になる話ばかりでした。
学校によって基準は様々でしょうが、教えていただけるのはありがたい。
娘もこれで不安が少し解消されるといいと思います。
でも、これは一部の人にだけ伝える話なんでしょうか?
積極的にこの学校に入りたいと思う人に有利に働くようにすることが
子どもたちの公平な入試のためになっているんだろうか?
それこそ、1分で満員になる説明会に落ちることは積極性が足りていないのでしょうか?
この学校に限ったことではないので責めるつもりはありませんが、
気持ちの良いことではないなと感じてしまいます。
あと、説明会中に若い先生が自分の説明の後に
「努力は絶対に報われると思います。頑張ってください。」
という発言をされました。
私はこの発言は注意が必要だと思います。
頑張ったら合格するとは限らない世界に子どもたちはいます。
努力は絶対に必要です。
でも、絶対に報われるとは言えません。
それでも努力ができるか?という世界です。
うちの子が聞いたら、ちょっと引いたと思います。
いなくて良かったとちょっと思いました。